今月はメッセージ更新遅れてしまって本当に申し訳ないです。楽しみにここへ訪れている皆様これに懲りずまた来月も覗いて見て下さいますように宜しく願います。それでははじめます。
2007年最後の月、12月にとうとうなってしまいました。リポートでもあるように毎日昼夜を問わず、街に出て撮影に出かける俺達FESNにとってはこの寒い季節こそが本当の意味で自分達のエネルギーが本物かどうか試される季節。心の底から最高の映像を、その時のベストの映像をライダーと俺達とで2人3脚、どちらかが甘えればそれまでの映像になってしまう厳しい季節。だけども俺的にはこの寒く、厳しい、ストリートスケートにとって本当に不親切な季節こそ俺達スケーターが街で一番輝ける季節だとも思っている。余計な奴らもこの寒さじゃ外には居たくないだろうし、おまわりだってなるべく早く警らを終えてストーブにあたりたいだろうし、警備員も、、、と言いたいところだが、日本のセキュリティシステムの中でもスケーター
にとって一番厄介なのは実はこの警備員。スケーターでなければその存在にもほとんど気付くことなく生活できるし、運が良ければその警備員という存在に対して1度も接触なく人生を終えることもあるのかもしれない。今日は俺達ストリートスケーターとは切っても切れない存在である「警備員」について書きたくなりました。今まで数々の実体験をもとにその生態から特徴まで書いてみます。
午前12時に2人組で建物内を20分かけた後、建物の周りを30分かけて警備して詰め所に戻る。そのセットを午前3時、午前6時、という3時間周期で警備する。これはあくまで1例の話。だけども本当の話。また違う場所では詰め所がスケートスポットの真下にあるためスケーターが滑り始めると同時に警備員にウィールの滑走音を感づかれる。そのまま地上のスポットに警備員が来るまでに掛かる時間3分、運が良くても15分、本当に運が良いと1時間、「奇跡」が起こるとその日中怒られることなくずっとスケート。まあそういう奇跡は滅多にないからあんまり期待は出来ない。この日本の多くのビルディングや色々ある施設で勤務する「警備員」という人達の多くは勤勉で、凄く律儀な人が多い。なぜなら勤勉な「警備員様ら」は巡回時間も狂うことなくバッチリはめて来る。それを逆手にして我々から見れば、その警備巡回時間外だとバッチリ滑れたりもする。その時間、警備員のいない間のスポットでは出来るだけ静かにスケートする。 熱い技をクルーの中の誰かがメイクしても本人はもとより、それ以外の仲間も喜びを噛締め静かに表現。サイレント笑顔をもって和気あいあい。感情に流されて大声で喜びを表現しようものなら、そこからすぐさま突撃兵と化した勤勉、律儀、機械的「警備員様ら」のスケーター掃討作戦に合うのである。そんな「警備員様ら」に感づかれては元も子もない。だからこそ誰かの所有するような警備体制万全なスポットでは静かに、利口に、スケートするのである。散々おりこうに滑ったあげく次の巡回時間が迫ってくれば長居は無用。とっとと次のスポットへと移動する。そうやって勤勉、律儀、機械的な「警備員様ら」とは出来るだけその遭遇回数を少なくするよう努力する。遭遇回数を減らす努力としてここで皆に訴えたいこととして、下記のような原則を用意した。
●詰め所の位置確認。(滑走音による察知の回避→コレキホンチュウノキホン)
●赤外線カメラ、または警備用のカメラの有無(カメラがどこからどこを捉えているか把握する。死角であればモンダイナシ。音声までは録音していないので詰め所が遠ければ大声、大騒ぎ滑走も可能。ココデハ警備管理センターなる詰め所から覗かれることはゼッタイ二イケマセン。)
●警備体制のレベル。(これは知らないと絶対にダメ。1回目は無事にスケート出来たとしても、器物破損等の被害届を知らずに警察に出されていたりすると、それ以降スケート中遭遇し、捕獲されればだいぶ面倒なことになる。→その対処としては逃げるのみ。全力で逃げなさい。ヘマシナイデニゲナサイ。)
●警備員の巡回インターバル。(コレジュウヨウ)
●警備員の警備範囲。(隣りのビルまでは口出しさせません。ダマッテナサイ)
更に深いところになると警備員同士の団結性の有無も知っていて損はナシ。かつての我々のローカルスポット「中野サンプラザ」では警備員同士の団結性の無さがスケートを可能にした要因の1つ。→しかしその後、公営施設から民営施設になり物凄い統率力で警備員を束ねたビッグボスが出現した為スポットとしては機能しなくなりました、、、皆サンキヲツケマショウ。
以上が勤勉、律儀、機械的な「警備員様ら」との遭遇回避を目的とした最低の知識である。ストリートスケートとは常にヴァンダル行為。そのことを肝に銘じ理解する。勤勉、律儀、機械的な「警備員様ら」に発見された場合少なくとも素直な態度で接することが、次もその場所でスケートを可能にするポイントである。むやみに反抗してもだめ。 勤勉、律儀、機械的な「警備員様ら」に遭遇後、その対処の仕方によって色々なことに発展することも無きにしもあらず。被害届、裁判沙汰などなど、、、 面倒なことは出来るだけ避ける。 面倒になりそうだなあっと思ったらそこはスケーターらしく、その誰よりも早いスピードで「笑顔」で退散。決して逃げるわけではないという姿勢を表現する為にも必ずその満天な「笑顔」で退散。コレジュウヨウ。
今回は東京でストリートスケーティングする上で重要な警備員との遭遇を想定した事柄をいくつか書きました。もしもこれを読んだ東京以外の国内各都市のスケーター、「そんなの大丈夫だよ、余裕だよ」と思ってしまった海外(特に欧米)のスケーターに告ぐ。昼間の新宿、丸の内、大手町、銀座、渋谷、、、ここに書いたらきり無いけど、自分達がいつも滑っている時間帯でスケートしに来て見なさい。毎回発電機2つセットして撮影してみなさい。そしてそんなスケートを20年くらい続けてみなさい。「警備員」のことを「警備員様」と書きたくなる気持ちが少しは分かると思うからね。
そこんとこヨロシク
トランスワールドスケートボーディングjapan誌にて、我がFESNプロダクションの次回作「overground broadcasting」の特集24ページが掲載されています。発表は次号のトランスワールドにて公表しますが今12月号ではそのDVDタイトルの内容を公表しています。表紙も我々のアートワークを使ったものです。皆様チェックの程をよろしく頼みます。それではまた来月。来月は遅れないぞ、遅れないぞ、遅れないぞ、遅れないぞ、遅れないで修行するぞ、遅れても修行するぞ、修行するぞ、修行するぞ、修行するぞ、修行するぞ、、、、 うちの地元はかつてのオ○ム激戦区。
2007.12.8
森田貴宏
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